ニホンアマガエルの腸内細菌でマウスの大腸がん腫瘍が全消失、海外で議論

科学・自然

ニホンアマガエルの腸内から見つかった細菌を1回静脈投与したところ、治療したマウスの大腸がん腫瘍が100%消失し、標準的な化学療法や免疫療法を上回ったという『Gut Microbes』掲載の前臨床研究が話題になっていました。

一見すると人への治療に直結しそうな結果ですが、皮下移植腫瘍を使った単純化されたマウス実験で、ヒト試験はこれからです。細菌Ewingella americanaは低酸素の腫瘍内で直接作用しつつ免疫反応を促した可能性がある一方、日和見感染や生菌投与の安全性が課題とされています。
コメント欄では、生物多様性や基礎研究の価値を評価する声、マウスでの成功が人に再現されるとは限らないとの慎重論、静脈内への生菌投与による安全性を懸念する意見が飛び交っていました。

このニホンアマガエル由来の腸内細菌による大腸がん研究に対する海外の反応を紹介します。

参考・引用元:[Reddit]

海外のコメント

海外の反応①

なんてことだ。以前「誰も調べようとしなかった毒ガエルが、いつかがんを治すんじゃないか」と言ったことがある。まさか本当に近い話が出てくるとは(笑)。

海外の反応②

どうやってニホンアマガエルの体内にいる特定の細菌まで候補を絞ったのだろう?あまりに具体的で、そこへ至った経緯が気になる。

海外の反応③

大手製薬会社の腫瘍研究で、マウスの腫瘍を100%治した薬を作ったことがある。だが他の動物種には効かず、サルでは厄介な副作用も出た。この結果も割り引いて見るべきだ。

海外の反応④

自然環境と生物多様性を守らなければならない、重要かつ実用的な理由がまた一つ増えた。

海外の反応⑤

本当にそうだ。私たちの技術の多くが、もともと自然界から着想を得ていることを忘れている人は多い。工学の卒業制作を計画したときも、まず動物の仕組みを参考にして設計案を考えた。

海外の反応⑥

衛星の高効率な折り畳み式ソーラーパネルは、甲虫の羽を参考に設計されたと授業で聞いた。地味に見える生物研究から大きな進歩が生まれる。尿をカエルに注射した初期の妊娠検査のように、科学は試行錯誤から答えを見つけるものだ。しかもカエルは無事だった。

海外の反応⑦

だからこそ、一見すると奇妙で無作為に思える科学実験にも資金が必要なんだ。新しい発見がどこから生まれるかは分からないし、自然界は驚くほど役に立つ。

海外の反応⑧

奇妙な科学研究が重要なのは、まさにこういう理由だ。GLP-1薬も、見た目の変わったトカゲであるギラモンスター由来の酵素を基にしている。

海外の反応⑨

私の家族では多くの男性が大腸がんで亡くなっている。これは非常に有望に聞こえるし、本当にヒト試験へ進んで、何百万人もの命を救ってほしい。

海外の反応⑩

うまくいくことを願っている。ただ、本当に効果があったら少し悲しくもなる。治療につながるものが、ずっとそこに存在していたということだから。

海外の反応⑪

これは人の治療ではなく、前臨床のマウス研究だ。腫瘍は皮下移植で、現実のがんの広がりを再現していない。細菌は低酸素の腫瘍内で増え、直接攻撃と免疫誘導の両方を担う可能性があるが、日和見感染や投与量など安全面の課題が残る。それでも1回投与で全例消失は、慎重に期待できる結果だ。

海外の反応⑫

三つ疑問がある。
1.細菌を血液中へ注射したら敗血症にならないのか。
2.低酸素が理由なら、人間の健康な低酸素環境にも定着しないのか。
3.腫瘍を殺すのは免疫系が発見するからなのか、細菌が毒を出すからなのか。興味深い研究ではある。

海外の反応⑬

細菌は血中から半減期約1.2時間で急速に排除され、24時間以内に検出できなくなった。肝臓、脾臓、肺、腎臓、心臓など健康な臓器への定着は確認されず、60日間の観察でも慢性的な毒性は見られなかったそうだ。

海外の反応⑭

それでも敗血症を起こしたり、軟骨のような低酸素環境に入り込んだりする可能性はある。細菌が腫瘍を直接攻撃するようだが、なぜ腫瘍だけなのかは気になる。

海外の反応⑮

細菌を静脈注射するのか?敗血症や心内膜炎を起こしそうだ。臨床試験へ進める状態になるまでには、まだ相当な研究が必要だろう。

海外の反応⑯

またマウスか!マウス向けの治療法ばかり増えているけど、私たち人間の治療はどうなっているんだ?

海外の反応⑰

科学者だが、マウスで試されるもののうち有望な結果を示すのはごく一部で、危険な場合も多い。それでもマウスを飛ばし、いきなり人間で試してほしいのか?

海外の反応⑱

マウスは最初の段階にすぎず、CDX腫瘍を消せる治療の10件中9件は、より複雑な試験を通過できない。治ったマウスがフランスのリビエラで休暇を過ごし小説を書くことはないが、その研究のおかげであなたがそうできるかもしれない。

海外の反応⑲

重要な薬の多くは、進化が何十億年もかけて作った自然由来のものだ。野生哺乳類は哺乳類全体の生物量の約5%しか残っておらず、家畜は農地の80%を使いながらカロリーの17%しか供給していない。植物中心の食料制度へ移行し、生息地と種を守るべきだ。

海外の反応⑳

この細菌を特定の抗生物質や化学物質に極端に弱くなるよう改変できれば、がんを治療した後に体内から簡単に除去できるかもしれない。細菌だけを狙うファージウイルスを作る方法も考えられる。

海外の反応㉑

本当の難関は、自然界に存在する細菌を製薬会社が特許にできるのかという点だ。

海外の反応㉒

細菌そのものは難しくても、その周辺技術なら特許にできるだろう。投与方法や培養、精製工程などが対象になるはずだ。製薬会社の利益については心配しなくても大丈夫だよ。

海外の反応㉓

もう他の研究を止めて、腸内細菌の研究に集中したほうがいいのではと思うほどだ。最近の大きな健康分野の進歩の多くが、腸内マイクロバイオームに関係している。信じられない。

海外の反応㉔

つまり、またペニシリンのような発見が起きたということなのか?

海外の反応㉕

ニホンアマガエルか。彼らにできないことなんてあるのだろうか?

海外の反応㉖

私なら、それを試そうとは思いつかなかった。

海外の反応㉗

いつか不死身のマウスが誕生するだろう。その後はどうするんだ?

海外の反応㉘

分かりやすく教えてほしい。途中の工程を飛ばして、カエルを食べるだけでは駄目なのか?フランス人に効くのなら……。

海外の反応㉙

またマウスか! マウス向けの治療ばかり増えるけれど、私たち人間はどうなるんだ?

海外の反応㉚

「マウス向け心温まるニュース」に持っていこう。

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